小学校受験で私立一貫校を目指した理由の1つが”過酷な首都圏の中学受験回避”だったため、転校を決めた後も、我が家に“中学受験”という選択肢はありませんでした。
こちらの本に出会わなければ、悩みつつも、あのまま私立小から内部進学を目指していたと思います。
中高一貫校(内部進学・中学受験)が向いているタイプ
・地頭が良く、学力一本勝負に自信がある
・東大や医学部を狙っている
・一貫校で人脈を作りたい

中高一貫校のメリットは、高2で高校の学習範囲を終え、高3で受験勉強に専念できること。
私立医学部の指定校推薦が豊富な学校も多いです。
宿題や提出物の期限を守るのが苦手、遅刻など生活面に不安がある…という子でも、学力に自信がある子は中学受験に向いていると思います。
我が家が「高校受験ルート」へ舵を切った、息子の7つの特徴
最終的に“高校受験ルート”へ舵切りを決断したのは、息子の性格や適性が大きかったからです。

特徴①:地頭がずば抜けて良いわけではない
我が家の場合、息子の地頭がずば抜けて良いわけではありません。
東大や医学部のような超難関を目指すルートではなく、一歩ずつ努力を積み重ねて自分らしく生きていける進路を応援したいと考えたことも、高校受験を選んだ理由の一つです。
特徴②:素直で従順な性格
息子は、素直で従順な性格で、先生の話をよく聞く傾向がありました。
高校受験の内申点(成績)では、定期テストの点数だけでなく、授業中の態度や意欲といった『前向きに取り組む姿勢』も大切になります。
先生の指示や説明に素直に従うことができる点は、中学校の授業内でもきっと有利に働くだろうと考えました。
特徴③:敬語を使える・マナーを守ることができる
私立小学生時代に環境として自然と身についたご挨拶や敬語、マナーは、環境が変わっても息子の大きな強みになりました。
高学年になり、授業後に先生へ『ありがとうございました』と自然に御礼を言ってから教室を後にする姿を参観日で目にした時、幼少期からの習慣の有り難さを改めて実感しました。
細かい部分では、授業中の姿勢や挙手の際の手の挙げ方も、転校先の先生方によく褒められています。

特徴④:宿題や提出物の期限を守ることができる
私立小学校に入学後は、日々課される宿題や提出物に漏れがないかかなり気を張っていましたし、低学年の頃はその対策のためにクラスの保護者グループLINEが活用されていました。
息子も学校から帰宅後は、うがい手洗い・着替え・おやつなどを済ませると、まずは翌日の準備と宿題をすることが習慣に。
公立小学校に転校後もこの習慣は崩れていません。
高校受験で大切になる内申点ですが、授業への関心度や提出物のクオリティといった数字で見えにくい部分も大きく影響します。
特に高校受験では提出物の期限を守ることが内申点(成績)に直結するため、私立小時代に『宿題や提出物は期限内に出すのが当たり前』という確固たる習慣ができていることは、我が家が高校受験ルートを選ぶ上で大きな安心材料となりました。
特徴⑤:日々の学習習慣がある
息子が通っていた私立小学校では小テストが頻繁に行われていたので、宿題以外に日々の学習習慣もつきました。
SAPIXの高校入試分析会に参加した際、ある先生がお話された「高校受験は能力より努力」というお言葉がとても印象に残っています。
高校受験はコツコツ努力できるタイプが報われる世界なので、地頭は良くなくても、日々の学習習慣がある元私立小学生に向いているのではないかと考えました。
特徴⑥:算数と英語が得意
中学受験も1〜2科目で受験できる学校や、英検の取得級で優遇される学校はありますが、多くの学校が国語・算数・理科・社会の4科目での受験になります。
一方の高校受験。
都立高校は国語・数学・理科・社会・英語の5教科ですが、早慶MARCH附属を含め、私立高校は多くの学校が国語・数学・英語の3科目受験です。
息子が通っていた私立小学校では、中学受験組が苦手とする英語に注力しているご家庭も多く、息子も小学3年生で英検3級に合格しました。
また、中学受験塾に通っていたおかげで算数は得意意識があるようです。
算数と英語が得点源になれば、高校受験で有利になります。
特徴⑦:コミュ力が高い
最後に”転校”をして”高校受験ルート”に舵切りをした最大の理由がコミュ力の高さ。
小学校受験の行動観察対策では、「はじめまして」のお友達ともすぐに仲良くなれるように様々なお教室の行動観察クラスにも参加していました。
小学校入学後も、長期休暇などには子どもだけで参加するキャンプやスキー教室などで「はじめまして」の経験を意識。
生まれ持った性格も大きいと思いますが、息子はどんなメンバーでも「はじめまして」を楽しむことができ、その状況を「楽しかった!」と言える性格なので、転校という決断にも順応できるかな…と考えました。
もちろん順応できなかった場合のことも考え、不登校になった場合の選択肢なども準備していましたが、そのお話はまた別の機会にできればと思います。
元私立小学生は「高校受験」と相性が良い?
以上のように、我が家は息子の性格や傾向を見て“高校受験ルート”へ舵きりを決断しました。
教育熱心でお子様のサポートがしっかりできるご家庭ばかりの私立小学校では当たり前だった敬語やマナー・日々の学習習慣・提出物の期限厳守・英語の先取り学習。
この“当たり前”が公立小学校では高評価のポイントになるのです。
元私立小学生は、これまでの環境から高校受験と相性が良いお子様が多いのではないのかな?と思います。
高校受験ならではの壁「思春期・反抗期」への備え
ただし、高校受験は思春期真っ只中。
小学校受験や中学受験と大きく異なる点は、反抗期との闘いになる…という点です。
息子は性格や環境もあると思うのですが、まだ反抗期らしい言動はなく…。
この点については経験をお話することができないのですが、先輩方のアドバイスは「反抗期になったらプロ(塾の先生や学校の先生)に任せる!」ことがポイントとのこと。
その時がきたら、お任せしたいな…!と考えている塾選びの方法なども、いずれお話できたらと思います。

