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私立小を辞めたい…母の本音と立ちはだかる現実



「せっかく合格した私立小学校だけど、本当にこのままで良いのかな…」「私立小学校から転校するって逃げなのかな…」と悩んでいませんか?

我が家がかつて憧れの私立小生活を手に入れながらも、4年生で公立小学校へ転校するまでに至った、リアルな本音をお届けします。


さくら
さくら

小学校受験を乗り越えて入学した私立一貫校。でも、我が家は4年生で公立小学校への転校を選びました。

お母様
お母様

えっ?せっかく入学したのにどうして…!?辞めるのはもったいないですよ…。

さくら
さくら

そう思いますよね…私もたくさん悩みました。
でも、外からは見えない”一貫校ならではの現実”と、”逃げではない高校受験”というルートを知り、新たな道に進むことにしました。



小学校受験


息子の小学校受験…既に遠い記憶となりつつありますが、面接では、親の学歴や職業に関する質問もあったと記憶しています。

最終学歴だけでなく卒業高校名までご質問いただいた学校もありましたし、親の属性をどれだけ重視するかは学校によってかなり差があるように感じました。

息子が入学した私立小学校の保護者は経営者や士業の方が多い印象でしたが、我が家のようなサラリーマン家庭の方もいらっしゃるようでしたし、芸能関係の方もいらっしゃったので、親の属性に大きな偏りは感じませんでした。

入学後

息子は広く浅く交友関係を築くタイプ。
穏やかなお子様が多い学校だったため、お友達とは楽しく過ごしていました。また、従順な性格で先生との相性も良く、学校生活はそれなりに楽しんでいる様子でした。

当時専業主婦だった私も、学校が指定する入学後の送迎期間中は毎日お母様方とカフェでお茶をして親交を深めていました

送迎期間終了後も、授業参観や学校行事の日にはクラス単位でお母様方が集まるランチ会があったり、(子ども達の学年が進むにつれ時間ができるので)平日の昼間に会員制ホテルでアフタヌーンティーをしたり、休日には素敵なご自宅や別荘に親子でお呼ばれしたり…。
どちらかというとお付き合いは派手な学校でしたが、私自身もその生活を大いに満喫していました。


長期休暇明けに子ども達が書く作文や絵の内容、母親が身につけるバッグやジュエリーなどで経済的な格差は隠し切れませんでしたが、まだ低学年だったこともあってか、子ども自身は全く気にしていませんでした。

ただ、某テーマパークにご一緒した際、お子様のお小遣いの金額には驚きました…。
息子はそれほど気にしていなかったと思いますが、中学生や高校生になればそうはいかないでしょうし、このあたりの感覚の差も我が家には厳しかったと思います。

”転校”という選択肢を考え始めたきっかけ

実は、最初に転校について情報収集を始めたのは息子が1年生の頃。
穏やかなお子様が多い学校でしたが、問題行動のある子もクラスに1〜2人はいました。

分かりやすい暴力タイプであったり、大人の目をかいくぐって裏で陰湿な言葉を浴びせるタイプであったり…。息子が標的になり、大粒の涙を流しながら帰宅してきた日も…。

先生方の対応は素晴らしかったものの、この出来事をきっかけに、選択肢のひとつとして”私立小学校から転校”するための情報収集を始めました。

”転校”を具体的に考え始めた時期・理由

我が家が転校を具体的に考え始めたのは、転校の1年ほど前。正直にお話すると、理由は1つではありません。

先生の入れ替わりの多さ

一貫校に入るメリットの1つは、先生の異動が無いこと。
しかし、実際に入学してみると年度末には毎年まとまった人数の退職者がおり、先生の数を確保するためにやむを得ず…というような先生が担任をされていらっしゃるクラスもありました。

教育の質である先生の質を担保できない環境に、疑問を感じていました。

中学受験塾に通うお子様の多さ

小学校受験で一貫校に入る大きなメリットの1つは、過酷な中学受験の回避。

しかし、現実は中学受験で同じ学校に入学してくる”中学受験組”の学力に負けないよう、早い時期から中学受験塾に通っているお子様ばかりでした。

息子のまわりはSAPIX・早稲田アカデミー・四谷大塚が多く、グノーブルやエルカミノに通っている子もいたようです。
私立小のお母様コミュニティーはとても狭いので、どの子がどの塾に通っているかは、こちらから聞かずとも耳に入ってきました。

中学受験塾に通っていない方も、算数特化型の塾や有名な大手英語塾に加え、本格的なスポーツの習い事など、教育には時間もお金も惜しまない…というご家庭ばかり。
”一貫校で受験勉強に追われずのびのびと過ごす”というのは、私の空想の世界でした…。

通学と通塾による子どもの体力の限界

とはいっても当時はまだ低学年でしたし、塾は週2日。毎日21時台には就寝することができていました。
しかし、日々の通塾・宿題・習い事・満員電車での通学…心身ともに疲れは溜まっていたと思います。

「学校は楽しいけれど、休めるのなら休みたい…。少しゆっくりする時間が欲しい…。」息子からそのような本音がポロリと出るようになりました。


下がり続ける自己肯定感

公立小学校ではカラーテストという単元が終わるごとに行われる専門業者が作成したカラー印刷の確認テストが行われますが、息子が通っていた私立小学校では、学校の先生が自作する単元テストが行われていました。

これがなかなか難しい!難易度的には中学受験塾のテストのようなイメージで、満点をとるのが難しいテストが多かったです。

塾のテストは偏差値をつける以上ある程度難易度の高い問題も必要かと思いますが、学校のテストでも100点が取れない状態が続き、息子は徐々に満点を目指すことを諦め始めました

また、私立小学校は教育重課金に加えて努力も惜しまないご家庭と優秀なお子様ばかりなので、息子がどんなにコツコツ毎日頑張ったとて、結果はどんぐりの背比べ…。

何か自信に繋がるような才能を見つけてあげる余裕すらない日々で、親子ともに自己肯定感は下がり続けていきました

一貫校ならではの閉塞感

これは主に私が感じていたことですが、私立小学校では親のコミュ力が子どもの交友関係に直結するため、お付き合いは必死に頑張っていました。
一方で、コミュニティーの狭さ故、噂話や家庭の内情に至るまで様々なことが一瞬で筒抜けになるような世界でした。

楽しいことも多かったですが、今考えると、息苦しい世界だったな…とも思います。

”転校”…立ちはだかる現実問題

私立小学校から私立小学校への転校

最初に調べたのは、私立小学校から私立小学校への転校。しかし、編入試験を受けるための書類には在学する学校長の許可(押印)が必要な学校が多く、編入面接対策(志望理由)を含めて私立小学校から私立小学校への転校の難しさを知りました。

※私の知人で在学校の許可なく別の私立小学校の編入試験を受け、それぞれ別の学校に合格した方を2人ほど存じ上げているので、可能な学校もあるようです。

中学受験をして外部に出るという方法

小学生の間は在学を続け、中学受験をして外部に出る…という方法もありましたが、内部進学者が多い一貫校で過酷な中学受験勉強と電車通学を続けるのは息子には無理だと思い、この選択肢はすぐに消えました。

そんな時に出会った一冊

そんな時に出会った一冊がこちら。


さくら
さくら

小学生らしいのびのびとした時間を過ごしつつ、戦略的に高校受験へと導く方法について書かれています。
かつての私のようにお悩みのお母様に、ぜひ最初に手にとっていただきたい一冊です。


東京では幼稚園受験や小学校受験をしないのであれば、中学受験が当たり前…そのような傾向があります。
しかし、この本で”逃げではない高校受験”というルートについて知ることがきました。

さらに、本を読み進めていくと、元私立小学生と高校受験はとても相性が良いことにも気付きました。このことについては、後日詳しく書く予定です。

どのエリア・学区・学校が良いの?

ただし、公立小学校ならどこでも良いわけではありません。
残念ながら、当時住んでいたエリア(学区)の中学校の評判は決して良いものではありませんでした。

転居をするのであれば、教育熱心なご家庭が多い落ち着いたエリアの学校が良いですし、高校受験とは切っても切れない関係にある”内申点”が取りやすい学校が良い。
夫はサラリーマンなので、通勤アクセスも重要でした。

これらの問題を解決するため、半年以上にわたって都内全域…と言っても過言ではないほどのエリアに足を運び、現地視察や物件の内覧をしてきました(開示請求によるデータ収集は息子が1年生の頃から行っていました)。


最終的に決めたエリア・学校・物件、今は全てにおいて満足しています。

ただ、転校前は息子はもちろん私たちも不安はありましたし、1年目は通っていた私立小学校を懐かしむ発言も息子からありました。

転校前後の息子の様子についても、後日お話できればと思います。