売買契約と同時進行で引越し見積もりをする理由
マンションの購入が決まり、売却に向けた手続きを進めていた1月上旬。
まだ引き渡しまで少し時間があったのですが、大手デベロッパーの営業Yさんからこんなアドバイスをいただきました。

ローンの審査は通っていますし、引越し業者の相見積もりは早めに動かれた方が良いですよ。
時期がギリギリになればなるほど、金額交渉の余地がなくなってしまいますから…。
当時結婚11年目、賃貸を含めると今回で5回目の引越しでした。
経験上、「相見積もりは同じ日に集約した方が絶対に交渉しやすい!」と分かっていたため、Yさんの会社が提携する4社の訪問見積もりをすべて同じ日にセッティングしました。
引越しの前提条件と基本スペック
今回の引越しの基本スペックと条件はこちらです。
- 家族構成: 大人2名+小学生1名(計3名)
- 間取り: 3LDK ➔ 3LDK(築浅マンションからタワマンへ)
- 移動距離: 車で1時間以内
- 希望時期: 3月上旬の平日(※日時は柔軟に対応可能)
- 大型家具・家電:
- エアコン:状態が良いので買主様へ譲渡(残置のため移設なし)
- ドラム式洗濯機:新居で買い替え予定のため移設なし
- その他家具家電:新居へ持ち込み(※IKEAのTROFASTあり)
前回(3年前)は、ほぼ同条件(車で1時間以内・3月上旬平日・2tロング1台)で107,250円でした。
昨今の物価高・人件費高騰を加味して、今回の目標予算は「15万円前後」に設定しました。
ここから、怒涛の4社比較バトルがスタートします!
【8:20】1社目:サカイ引越センター
過去2回の引越しでもお世話になり、トラブルもなく絶大な信頼を寄せているサカイさん。本命中の本命です。
- 初回提示: 194,420円(3/2仏滅搬出 ➔ 3/3大安搬入)
目標の15万円を大きくオーバーし、思わず戸惑う私…。
営業さんもその場で頑張ってくださり、ひとまず189,420円まで下がりましたが、まだ予算オーバーです。
【9:00】2社目:トレファク引越
サカイさんとの交渉が終わらないうちに、2社目のトレファク引越さんが到着。

いきなり営業マン同士がバッティング…気まずい…。
他3社の営業マンは全員ビシッとスーツ姿の中、トレファクさんは普段着。
さらに、築浅マンションの搬出やタワマン搬入に関する知識が少し心許なく、「大切な資産であるマンションでの事故が怖いから、いくら安くてもお断りしよう」と心の中で決めました。
- 提示条件: 167,200円(3/4赤口 または 3/5先勝)
買取査定のリアル…
トレファクさんの売りは「引越しと同時に買取」ですが、10万円以上で購入した現行品の食器棚(パモウナ)の査定額がたったの4,000円。(メルカリなら3〜4万円の利益が狙えるお品です…)。
その他の品も「無料引き取り」という納得のいかない結果だったため、丁重にお断りしました。
【10:30】3社目:ハート引越センター
少し休憩を挟み(予定より1時間押しで到着)、3社目のハート引越しセンターさん。
- 初回提示: 163,600円
- 最終提示: 149,600円(3/3大安・当日中搬出搬入)
「当日中に作業が完了する点」と「予算の15万円を切った安さ」が決め手となり、その場で一旦契約のサインをしました。(※ただし、この後展開が変わります!)
【14:00】4社目:アート引越センター

最後はアートさん。Google Meetを使ったオンライン見積もりで、自宅に人を入れずに済むシステムは非常に快適でした。
- 提示金額: 320,200円(3/2搬出 ➔ 3/3搬入)
他社の倍近い金額に驚き、「他社さんはこの半額程度なのですが…」とお伝えしたところ、

それは破格ですね…。うちは10万円台はどうしても無理です。申し訳ございません!
と、潔く撤退となりました。
逆転劇:本命サカイさんへ相談&まさかの神対応
4社の金額が出揃いました。
金額的にはハート引越センターさんが一番安かったのです一旦契約したものの、まだ迷いが…。
実は、1社目のサカイさんの営業さんが帰られる際、見積書の端に手書きで「ご料金 ご相談いたします」という熱いメッセージを残してくださっていたのです!(※トレファクさんと被ってしまい、口頭で交渉できなかったため)
「本日はお時間をいただきまして誠にありがとうございました」という添え書きにも、誠意を感じました。

さらに、トレファクさんが帰られた絶妙なタイミングで「頑張りますので、他社の金額が出揃ったらぜひご相談ください!」とフォローのお電話までいただいていました。
調べてみると「引越しの契約は後からでもキャンセル可能」と判明。

国土交通省の「標準引越運送約束」により、作業前日の2日前までならキャンセル料はかからないと判明したのです。
夫も「できれば実績のあるサカイさんがいい」とのことだったので、サカイさんに再度相談してみることに!
サカイ引越センターの最終着地!
- 最終提示: 145,400円(初回より約4.4万円ダウン!)
- 条件: 3/2(仏滅)午後搬出 ➔ 3/3(大安)早朝搬入
タワマンへの搬出入は時間がかかるため、前日午後にトラックへ荷積みし、当日の早朝から搬入するプランになりました。
自宅から全ての家具家電が搬出されるため、3/2の夜は自宅で過ごせませんが、売却が決まったマンションのゲストルームを1泊予約することに!
マンションでの最後の思い出作りにもなりますし、ゲストルーム代を含めても約15万円。安心のサカイさんにお任せできるなら大満足の着地です!

💡 今回の引越し相見積もりで学んだ「3つの備忘録」
今回の相見積もりを通して、これから引越しをする方にお伝えたい貴重なノウハウが3つあります!
1. 「2月末」より「3月上旬(特に3/3頃)」が穴場!
最繁忙期(3/15〜4/10)が高いのは有名ですが、実は「2月末」も高くなりやすいそうです。
サカイの営業さん曰く「賃貸の日割り家賃を浮かせたくて2月末に退去したい人が多いため、需要が集中する」とのこと。
逆に3月3日前後の平日は意外と穴場で、価格交渉がしやすい狙い目です!
2. IKEA家具とニトリ寝具は引越し業界の警戒対象!?

わが家には息子の玩具収納(IKEAのTROFAST)があるのですが、事前にしっかり確認が入りました。
また、見積書には明確に『ニトリ Nスリープは運べません』との記載が!
IKEAやニトリの大型家具・マットレスは解体や搬出の難易度が高く、断られるケースも多いため、買い替え予定の方は注意が必要です。
3. 相見積もりは「同日集約」+「手書きメモ&電話フォロー」を見る!
同日に集めて他社の金額感を掴みつつ、一番対応が丁寧で信頼できる業者さんに最後に価格交渉するのがベストだと実感しました。
無理に一番安い業者を選ぶのではなく、「安心感」「対応の良さ」「思い出作り(ゲストルーム宿泊)」まで含めて納得のいく引越し準備ができました。

